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カロリーの摂り過ぎは太る?

目次

厚生労働省の「国民健康・栄養調査報告」(令和元年)によれば、20歳以上の人の肥満の割合を年代別男女別で見ると、男性では40歳代が39.7%と最も高く、次いで50歳代が39.2%。
女性は高年齢層で肥満者の割合が高くなり、60歳代で28.1%と最も高い。となっています。
若いうちはどのような生活をしていようと気にもなりませんが、30歳代から徐々に、そして40歳代になると、かなり自分の健康が気になり、他人のお腹周りを見ては笑みを浮かべたり、ガッカリしたり忙しくなります。

摂取カロリーを消費しないから太る?

つい数年前まで、体重が増えるのは「カロリーを摂り過ぎの割に運動しないから」と思い込んでいました。地方生活はほぼドア・ツー・ドアなので、意識しない限り運動不足は免れません。これは、収入より支出を抑え、貯金を殖やすようなもんですよね。いや、違うか!(^^;) 

「ソフトドリンクの摂取量は米国(480Kcal)に比べると日本人(30Kcal)は少ないので、肥満率が低い」というネット記事を見ました。しかし、カロリー摂取の多い少ないで肥満に結びつけるのは今やナンセンスです。なぜなら、「摂取カロリーの増加と体重の増加に相関関係はない」とすでに証明されているからです。つまり、摂取カロリーを消費しないから太る!は間違いなのです。

中年太りの原因はなに!?

中年太りの原因は、(1)基礎代謝の低下、(2)ホルモンバランスの変化、(3)糖質の摂りすぎ と言われます。年齢と共に筋力が落ちたり、ホルモンバランスが崩れたりします。年齢のせいにできないのが(3)。
カロリーではなく、糖質を過剰摂取してブドウ糖が余ると、中性脂肪が蓄積されます。そのブドウ糖の元が糖質です。糖質を多く含む代表格が小麦粉で、薄力粉100gあたりに約73gの糖質が含まれています。蒸し大豆の糖質が100gあたり5gですから、その差は歴然ですね♪

肥満の根本原因は、主に血中の「インスリン」というホルモンの濃度が高くなることによってホルモンのバランスが崩れること。単純に言うと、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が上がると太るということなので、糖質をコントロールすることが大切になります。但し、極端な糖質制限はかえってマイナスになるのでご注意を。

肥満の基準

「太っている」を別の言い方にすると肥満です(^^;)。肥満度の判定には、国際的な標準指標であるBMI(Body Mass Index)が用いられており、[体重(kg)]を[身長(m)の2乗]で割って計算します。

日本肥満学会のサイトを参考にしてBMIの基準表を作成しました。(表現を変えています)
BMI 25以上が「肥満」で、BMIが22になるときの体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるとされています。

参考までに、年齢別・性別の「身長・体重の平均値」を示した表を作成したのでご覧ください。
表を基に、40歳代の女性のBMIを計算してみます。 体重55.6kg÷身長(158.1×158.1)×10,000=22.2
これをBMI表に当てはめると「普通体重」になります。貴方はいかがですか?恐ろしくて計算できないという方は、ご家族に頼んでみましょう。(*^^*)

肥満の影響

「肥満」とは、体重が多いだけではなく、体脂肪が過剰に蓄積した状態です。体脂肪は、体に貯えられた脂肪のことで、皮下脂肪と内臓脂肪に分けられます。炭水化物やタンパク質を摂りすぎてしまうと体脂肪が蓄積されやすいのです。
男性に多い内臓脂肪肥満は、高血糖・脂質異常・高血圧などが発生しやすくなり、女性に多く見られる皮下脂肪型肥満は、便秘、生理不順、関節障害などにつながる可能性があります。

太らないようにするには

次のことに気を配って頂くと、肥満の抑制になります。

  • 食生活に気をつける。(6.注意したい食べ物を参照ください)
  • 水溶性・不溶性の食物繊維をしっかり摂る。
  • 食物繊維で腸内環境を整える。
  • 激しい運動ではなく、適度な運動をする。
  • 良い睡眠をとること。などが効果的です。

どれも当たり前と思われがちですが、忙しいことを理由に食事内容を気にかけなかったり、運動や睡眠がおろそかになったりするのが中高年です。

ご飯、パン、麺類、お菓子、清涼飲料水など糖質の多いものはお控えてください。また、摂取カロリーが低いといって人口甘味料の「アスパルテーム」や「スクラロース」が入っているものは砂糖以上に危険と言われているので注意してください。プロテインの過剰摂取もNGです。

似ている名前の「トレハロース」は、ジャガイモやトウモロコシのデンプンから作られている天然糖質であり、FAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)の合同食品添加物専門家会議(JECFA)において、安全性が評価されているのでご安心ください。

まとめ

・摂取カロリーの増加と体重の増加はべつもの。
・肥満はBMI25以上。
・中年太りの原因は、基礎代謝の低下、糖質の摂りすぎ、ホルモンバランスの変化。
・太らないためには、適度な運動と良い睡眠、カロリー制限より糖質制限。
・食物繊維をしっかり摂って、腸内環境を整える。

<参考サイト>
e-ヘルスネット 肥満と健康

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-001.html

 

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